人気 タイ人インフルエンサー インタビュー|タイ人に日本の魅力をもっと届けたい

2025年7月14日 最終更新日:2025年7月14日

タイ人に人気のインフルエンサー Bonさん&Pomさん夫妻に聞く、日本発信の裏側

訪日タイ人観光客の誘致において、SNSでの発信は大きな鍵を握ります。今回は、弊社タイ マーケティング研究所が実施したファムトリップにもご参加いただいた、タイ人夫婦インフルエンサー「ครบเครื่องเรื่องญี่ปุ่น(Krobkrueng JAPAN)」のBon(ボン)さんとPom(ポム)さんに、インフルエンサーとしての想いや制作の裏側、そして日本への想いを伺いました。

▶︎ Facebookページ: ครบเครื่องเรื่องญี่ปุ่น
▶︎ YouTubeチャンネル: Krobkrueng Japan


■ 2011年から日本暮らし。タイ人の目線で「暮らしの中の日本」を伝えたい

高橋(タイ マーケティング研究所 所長):
まずは、おふたりの活動のはじまりについて教えてください。

Bon:
私たちは2011年に日本へ引っ越してきました。当時は私の夫・Pomの仕事の関係で来たのですが、日本での生活を記録しようと始めたのが「ครบเครื่องเรื่องญี่ปุ่น(日本まるごとガイド)」のきっかけです。

最初はFacebookだけでしたが、今はYouTubeも運営していて、どちらもタイ語で日本の生活や観光の魅力を発信しています。

Pom:
実は、最初の動画は「家族へのビデオメッセージ」でした(笑)。それがだんだん他の人にも役立つと気づいて、本格的にチャンネルを作りました。


■ 撮影も編集も夫婦ふたりで。「楽しい雰囲気」が魅力に

高橋:
おふたりの仲の良さが、現場でもすごく印象的でした。動画からもその雰囲気が伝わってきますね。

Bon:
ありがとうございます! 私たちは撮影も編集もふたりでやっていて、お互いに意見を出し合いながら進めています。撮影はけっこう体力が必要ですが、ふたりなら楽しく続けられます。

Pom:
「今日はどこを見せようか?」「この場所はどんなふうに紹介しようか?」と、現場でも自然に相談しながら進めている感じですね。


■ 「見るだけで行きたくなる」そんな映像を届けたい

高橋:
ファンの方はどんな部分に魅力を感じていると思いますか?

Bon:
一番多くいただくのは「この場所、知らなかった!」「見てたら行きたくなった!」という声です。新しい場所や、日本人でも知らないようなローカルな場所を、タイ語で分かりやすく紹介することを大切にしています。

Pom:
最近は、交通アクセスやルート情報など、実用的な情報にも関心が高いですね。観光協会さんと連携して、より「旅に役立つ情報」も伝えていきたいです。


■ 撮影前にはしっかり調査。「現地での魅力を最大限に伝える準備を」

高橋:
今回のファムトリップでも、事前に詳しく調べてきてくださっていたのが印象的でした。

Bon:
はい、撮影前には必ず、場所の歴史や文化、アクセス方法などを自分たちでも調べています。その上で、当日現場で感じたことを大切にしながら紹介しています。

Pom:
事前の知識があると、現地の方とお話する中で「ここが面白い!」という視点にも気づきやすいんです。


■ 簡単な日本語は話せる。しかし「伝わる撮影」にはタイ語でのコーディネートが重要

高橋:
撮影現場やお客様との打ち合わせではタイ語通訳が必要でしたが、ある程度日本語もお話しできますよね。

Bon:
はい。簡単な会話はできます。
ただ、施設の魅力や歴史などを深く聞き出したり、それを動画で伝えるには、やはりタイ語でのやりとりが安心です。

Pom:
今回は現場に精通したタイ語が話せるコーディネーターが一緒だったので、とても安心でした。
私たちも撮影に集中できるし、現場での調整もとてもスムーズで助かりました。

高橋:
弊社のピムピラが通訳・コーディネーターとして動いたのですが、タイや日本の事だけでなく、現場も精通しているので、とても安心でした。 
私が言うのは何ですが、彼女のコミュニケーション能力は素晴らしいですよね。

Bon:
本当に!ピムピラさんのおかげで、地域の皆さんとも深く関われました。


■ 「明日も新しい気持ちで」。毎日が“新人”のつもりで動画を届ける

高橋:
最後に、これからの活動で大切にしていることがあれば教えてください。

Bon:
私たちはいつも「毎日、新人のつもりで取り組もう」と言っています。慣れてしまうと、大切なことを見逃してしまうので、新しい気持ちで日本の魅力を見つけたいと思っています。

Pom:
そして、見る人が「行ってみたいな」と思ってくれる動画を、これからも夫婦で楽しく届けていきたいです。

高橋:
本日はありがとうございました。コープクンカップ!

タイ人 インフルエンサー「Krobkrueng JAPAN」詳細


■ まとめ:地域の魅力を“等身大の言葉”で伝える、頼れるパートナー

BonさんとPomさんは、SNS上での発信力はもちろん、現場での柔軟な対応力と温かい人柄を兼ね備えた、まさに信頼できるパートナーです。

タイ市場を見据えた観光プロモーションをご検討中の皆様、地域の魅力をリアルに、タイ語でしっかり届けたいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。


タイ マーケティング研究所 高橋

タイ人 インフルエンサー「Krobkrueng JAPAN」詳細