インバウンド対応のプロがご提案する
~英語表記の④つのアドバイス~
翻訳の基本ルールを設定しましょう!
弊社の場合、
1. 国土交通省観光庁のガイドライン<平成 26 年 3 月版>に基づく。
2. 外国人にとって分かりやすく親切な目線で表記。
3. アメリカ英語優先に。(幅広く利用されており、検索に引っ掛かりやすくなります)
4. 鉄道の駅名等を最優先に。
バス停名や駅名を翻訳する際のポイントは!
既にバス停名や駅名として使用されており、日本語による発音表記が確立されている場合は、
ローマ字で表記し、( )内に英語で説明するのがベストです
役所の機能や意味を持たない地名などは、英語での補足説明は必要ありません
(例) 国会議事堂前 Kokkai-Gijidomae (National Diet Bldg.)
(例)六本木一丁目 Roppongi-itchome
入力スペースに余裕がない場合は、下記のポイントを念頭に翻訳を行ってください。
1.日本語の読み方が広く認識されている場合は英語の表記は不要。
(例)温泉 Onsen (例)新幹線 Shinkansen
2.公共の役割のある建物は、地名は固有名詞としてそのまま使用し、建物の役割を英語で表記。
(例)岡谷市役所前 Okaya City Hall
3.山、川、寺、湖などの名詞が名前に含まれている場合は、できるだけ多くの人に使用されている表記を選択。
(例)富士山 ◎ Mt.Fuji × Fujisan Mountain × Mt. Fujisan
(例)荒川 ◎ Arakawa River × Ara River
大文字・小文字を使い分けましょう!
表記方法には、大きく分けて3パターン
1.すべて大文字
強調したい重要な禁止・注意を促す標識、サイン、見出しに使用するスタイル。
(例) NO EXIT
2.各単語の頭文字のみ大文字
主に標識・サインに使われるスタイル。短い名詞を並べて使うときによく用いられる。
最初の単語と名詞のみ大文字にし、前置詞(to, of, at, in, for 等)は小文字のまま残す。
(例) No Credit Cards (例) Timetable for Winter Season
3.最初の単語の頭文字のみ大文字
文章で表す際の基本のスタイル。標識・サインにも使用されます。
(例) Roundtrip tickets for adults
自動翻訳を使用した場合は、必ずチェックを!
<自動翻訳をそのまま使用して誤った翻訳が適用された標識や駅名>
堺筋線 → Muscular line(正しくは、Sakaisuji Line )
天下茶屋 → Tenka Tea House(正しくは、Tengachaya Station )
3両目付近 → Near 3 eyes(正しくは、Near the third car )
駅のホーム → home(正しくは、Platform )
現在の自動翻訳機能では、意味で訳さなければ通じないものと、意味で訳してはいけないものの判断ができないため、
自動翻訳をチェックせずにそのまま使用するは非常に危険です。
特に駅名などの間違えは致命的な間違えとなりますので、必ず人的なチェックを行いましょう。
翻訳の一番のポイントは、外国人にとってわかりやすいことです!
ルールだけにとらわれず、外国人目線で言葉を選択してください。
※当社は、翻訳業務においても多数実績(バスタ新宿のバス停翻訳など)があります、お気軽にお問合せ・お見積り等ご相談ください。